はじめまして。本当につい最近沼にはまった、その辺で暑さにくたばってる茶推しです。
第一回ではありますが、茶推しってなによ?ってとこは次回に書くとして(というか偉大な先達が既に書いておられるので)、つい先日どちゃくそ萌えた一件について書いていきたいと思います。
何言ってんだこいつ、となったら速やかにブラウザバックすることを推奨します。
まずこちら。
ルーブル美術館では一番の目当てであるサモトラケのニケを見ることができて満足。
— 野崎弁当(めせもあ。/MeseMoa.) (@nozakix) July 11, 2018
七月にフランスで開催されたJapan ExpoというイベントにMeseMoa.さんは出演されていました。で、それが終了しての観光ですね。
ルーブル美術館!!!で!!!ニケを!!野崎さんが!!!!
すいません取り乱しました。
そして帰国後アップされた自撮りがこちら。
たまんね─────な、おい!!!!!
ごめんなさい石を投げないでください
なぜ私がここまで興奮しているのかと申しますと、ニケと野崎さんの間には共通点があるからです。
まず、ニケとは?
エーゲ海のサモトラケ島で発見されたことからサモトラケのニケとも言われます。
作者は不祥です。見ればわかる通り頭部がありません。両腕もありません。発見された当時から既にありませんでした。翼は石膏で修復されていたりしますが、元は大理石です。
1863年に発見されたということですから、歴史的価値があるのは分かります。しかしそれだけではないのです。
天下のルーブル美術館に展示されているぐらいです。そう、なぜ我々はこのニケに心惹かれるのか?
私は、それは彼女の頭部及び両腕が無いからだと考えます。
ニケは勝利の女神であると言われています。
では、戦いのどの場面で彼女は登場するのか?あと一歩で勝ちそうなところでしょうか。それとも負け戦のなか唐突に逆風が吹いて一筋の勝利の光を見つけた時でしょうか。
そしてその時に失われた両腕はどんな動きを、顔はどんな表情を浮かべているのでしょうか。
そう、ニケの魅力は不完全であるがゆえに我々の想像力を大いにかきたてる、という点にあるのです。
そして我らが野崎弁当さん。
とりあえずご尊顔が素晴らしすぎるので、萌えポイントについて話してもいいでしょうか。いいですね。はいいきますよ。
まず、前髪に隠れた目尻ですね。反対側の目は分かる範囲ではそこまで隈もないし赤みもないんですがどうなんでしょうか。くるくるしてる天パがかわいい。鼻筋まっすぐすぎません?天然記念物に登録していいと思います。骨格のラインが美しすぎてどうしましょう。暴動が起きるレベルだと思いますよ。
さあ、ここからが大切な話です。
その手に隠れた顎と喉元のあたりはどうなっているんですか???ねえ??????それと貴方様の素晴らしい鎖骨が見えてないですけど????
私はもうスマホの画面を叩き割る勢いで見たいです。
ここまでで仮説がたちましたね。
Aニケ=C想像力が掻き立てられる
B野崎弁当=C想像力が掻き立てられる
すなわちA=Bですね。時代も性別も器質さえも異なっていながら両者は我々を引き付けてやまない同じものなのでは?ということです。
しかしまあ
いやいや、野崎弁当って生きてる人間じゃん(笑)という方もおられるかと。
では最終兵器です
ホテルの部屋で 欅坂46『不協和音』を必死に練習する男 pic.twitter.com/fsFoCo6lyI
— 白服@白瀬裕大 / めせもあ。 (@shirofuku_nico) June 12, 2018
【動画】どーもくんがサイレントマジョリティーを踊ってみた https://t.co/lMUo8pPOHR を投稿しました。 #sm33397722
— MeseMoa.公式 (@info_mesemoa) June 20, 2018
え、この人なに考えてこんなことしてんの?
そう思ったらもう前述の仮説は証明されたと同義です。
ご理解いただけたでしょうか。
私が野崎さんの何気ない呟きに大興奮した理由を。ブログまで書いたその意味を。
MeseMoa.において野崎さんは歌もダンスも突出して上手いというわけではありません。勿論、一般人からしたら上手いことには変わりないですが。
なのに、なぜこんなにも野崎さんに心惹かれるのでしょう。
思うに、彼は人の想像力を掻き立てるという点においてはぶっちぎりでトップを独走しています。歌もダンスも、いつでもしゃかりき全開全力笑顔でやってるんです。32歳、元図書館勤務の社会的にも立派な成人男性がですよ??Twitterでも知育菓子を作ってはしゃいでたりします。かと思えばお手製のティラミス君を纏って踊っています。
もうなにがなんだかよく分かりませんが彼が心の底から楽しんでいるということは分かります。そしてそれを見ているのが殊更に幸せです。
私のような、一般人に分類されるような方は分かると思うんです。
元は普通に働いていた野崎さんがいかに努力してここまできたのか。そしてそれを驕ることも弱音も吐くこともなく、こつこつ地道に積み上げてきて、そして今、私たちの前で心底楽しそうに歌って踊っている。
しかし不完全なのです。
上京してからの野崎さんのダンスや歌、演技の上達っぷりはすさまじいです。今までの努力が根底にあってこそのスピード。
それでもまだ彼は成長することを、努力し続けることをやめないと思います。
野崎さんがなにを思ってそうするのか、その理由は本人にしか分からない。理解を求めてないようにも感じます。イルミィを蔑ろにするとかそういうことではなく。
自分がやりたいことをやる、それが偶然この時代に合ったと、そういうことなのではないでしょうか。
野崎さんが努力することをやめない限り、彼は不完全の人であり続けるのだと思います。
そして私はそれを全力で応援したい。
不完全であるからこそ、魅力は引き立つというものです。
結論としましては、『不完全な』部分のあるニケと野崎さんが一緒の空間にいたということが尊みしかないということです。
とっ散らかった文をここまで読んでいただきありがとうございました。