羽ばたきは風と成り、嵐と成る

 

今回のブログは2022年のオタ活を振り返る回である。ここでの反省を来年に活かしていく所存です。あと後半は少々暑苦しいことも書いています。

まあ読んでやってもいいよという方は ٩( ᐛ )وレッツゴー!!


時々反省のために自分のブログを読み返しているのだが、たまたまこの記事でスクロールする指が止まった。

推しに人間にしてもらった話 - 全力全開しゃかりきブログ

強火緑推しが爆誕したきっかけと、2022年は推しのためにとにかくがんばる!!と曖昧に決意が書いてあった。

 

自分に何が向いているのか分からないまま、とりあえず色んなコンテンツで布教をしていた上半期。TikTokYouTube、ブログ。

数打ちゃ当たるのではと淡い期待もあったが、現実は無常だった。自分に動画系のセンスは欠片もないというのがよく分かった。

結局ブログが一番ストレスなくできるし、ありがたい事に好きといってもらえることが多いので、来年も書けるペースでブログは書き続けていきたい。

文字でしか表現できない良さがある、ということに気づけた。

6月はとにかく私生活とオタ活の両立がとても難しかった。詳しくはこの記事参照。

幸せも悲しみもあなたの隣で、 - 全力全開しゃかりきブログ

 

下半期。

きくちだけではなくて、cosmic!!のために出来ることはなんだろうかと延々と考えていた気がする。でも上半期の散々な結果があったので、自分ひとりの力では限界があるというのは分かっていた。 詳しくは伏せるが、友人たちに協力してもらい大きい企画をやってみることにした。

企画自体は成功したが、ファン以外の不特定多数の人々の反応はどうだったのだろうという点が気になるところではあった。

 

 

数年cosmic!!をみていて気づいたのは、彼らは"自己プロデュース"や"宣伝力"が弱いのではないかということ。

更に、大人たち()に後回しにされがちであるということ。

私はこの二つが負のスパイラルに陥っている気がしてこの一年ずっと焦燥に追われていた。

たかが一オタクが頑張ったって…と腐るのは簡単だ。でも私はやる前から諦めたくなかった。

バタフライエフェクト(バタフライ効果)という言葉をご存知だろうか?

バタフライエフェクトとは、蝶の羽ばたきが嵐を起こす、転じて常に小さな出来事が、最終的に予想もしていなかったような大きな出来事につながること を意味する。

こずの、アーティスト的な性質ゆえにバズるのは難しいかもしれないけど、色んなMPの動画や切り抜き、イラスト、ブログなど小さなことの積み重ねが、まだ見ぬファンの沼落ちへのとっかかりになるのではないか。私はそう信じて今日もこのブログを書いている。

私はcosmic!!を"身内ノリ"で終わらせたくないし、終わってほしくない。

もっと彼らの創る世界を見てみたい。

 

無駄なことなんてひとつもない。呟きひとつでさえも蝶の羽ばたきなのだから。

 

 

 

 

 

 

こずみっくちゃれんじ2022 最終章

何を書いてもあの時間の毎秒の尊さを表現できていない気がして、昨日からずっと書いては消してを繰り返している。
読みづらい部分があっても許してください。

 

きくちのブログにあったけれど、コロナになる前は定期公演の度にcosmic!!はお芝居をやっていて、大きなストーリーがあって公演のたびにコズミック魔法学園の物語が進んでいくというものだった。
誤魔化さずに書いてしまえば、なんでお芝居が無くなったのかと言うと、ずっと脚本を書いていたのは脱退した元メンバーだったから。
コズミック魔法学園の時はそこで止まってしまった。

昔からのオタクが懐かしい懐かしいと言っているのはそういう理由だ。

最近は衣装にも使い魔がいないことの方が多くて、何となく魔法学園のことも有耶無耶になってしまうのかなと寂しく感じていたから、COSMIC WORLDでまた魔法学園の様子が見れてとても嬉しかった。

でも懐かしさもあるけど確実にメンバー全員の表現力がレベルアップしていて、今まで重ねてきた時間を感じた。

 

今回脚本の筆を執ったのは緑担当のきくちょーさん。

 

詳しくは伏せるけれども、使い魔の擬人化とか知らない国へ行くとかラノベ系の雰囲気があって、でもそれがコズミック魔法学園というファンタジー要素にしっかりマッチしていてめちゃくちゃ良かった。
きくちはラノベを読むのが好きだから(本棚にたくさんある)影響を受けてるんだろうなと思ったけど、考察厨だけあって内容はすごく濃かった。
ラノベって破綻している話もあるけど、きくちの脚本はきっちり起承転結もあり、笑いも涙もあり、何よりcosmic!!への愛が詰まっていて、私がずっと見たかったのはこれだったんだなあと勝手に思っていた。

 

世の中に演出家も脚本家も山ほどいるけど、結局メンバーの良さを一番分かっているのって同じメンバーで、あれほど解釈一致すぎる物語を書けるのは普段苦楽を共にして、いい所も悪い所も全部見ているからなんだろうなと思った。

内容はネタバレしたくないけれど、どうしても1箇所触れておきたいシーンがあって。
残るはつるてぃーさんとなった時に、後ろのネオン看板がピンクに光っていた。あれ、ファインさんは出演しないはずだよね…と思ったのを鮮明に憶えている。
でもつるてぃーさんの救出のためには2曲必要だった。
ファインさんが振り付けした『光のファンファーレ』
ファインさんが作詞した『この世界が果てようとしても』

 

ファインさんの分として2曲やったんだと思うけど、でもcosmic!!結成前からてぃ☆インとして2人はずっと活動していて、お互いが片腕というか相方というか最早パートナーともいえるんじゃないかと勝手に思っているんだけれど、
ファインさんがお休みになってからのつるてぃーさんの世界は喪失感でいっぱいで、暗くてジメジメして寂しい所にひとりぼっちで、でもそんなつるてぃーさんを救い出したのがcosmic!!のメンバーなのかなと思ったら、もう書いてて今でも涙が出てくる(早口)。

できるだけネタバレはしたくなかったんだけど、もうここのストーリーが神すぎて来れなかった方にもどうしても知って欲しかったので書いてしまいました、すいません。

 

脚本が最高によかった。
天才、という言葉はその人の努力を打ち消してしまうような気がしてあまり使いたくないんだけれど、でも今回のきくちの脚本は天才以外の表現が見当たらない。

脚本だけでなくて、照明も衣装も、お芝居パートの演出は全てきくち担当で、まさか本人も自分が演出をする日がくるなんて思ってもいなかったんじゃないだろうか。

あとあの光る布は、イルミネーション用の電球を買ってきて全部きくちが手縫いしたそうです。

 

 

3年ぶりの声出しOKの公演、お芝居、cosmic!!史上最大のキャパでのライブ。
コールを聞いた時のあのメンバーの嬉しさと楽しさが入り交じったあの表情がずっと脳裏に焼き付いている。
2時間半というとんでもボリューミーなライブで、でも一切手を抜かずに徹頭徹尾やりきったcosmic!!はほんとにすごいし、なんならラストにかけてどんどんパフォーマンスが研ぎ澄まされていくのが分かって私はもう鳥肌が止まらなかった。

 

遜色なしで最高のライブだった。
ありがとう、cosmic!!
そして本当にお疲れ様でした。

 

やっぱcosmic!!だな〜、それな〜!!!

 

 

 

 

 

 

 

拝啓 最推しのあなたへ

 

最推しの誕生日ですから、やっぱりブログを書くってもんでしょうと意気込んで書き始めたのはいいものの、出来上がったのはただの公開ラブレターでした(大の字)

それでは心の準備はよろしいでしょうか?

 


私は菊池時長という人間の生き様が好きです。
こう!と決めた道を突き進む姿が。
誰に言われたからとかではなく、自分がそうしたいからそうする姿。

 

普段、残された時間をいかに穏やかに過ごすか、細く長く苦しまずに…という人々を看ている自分にとって、とにかく全力で今を生きるんだ!!!という彼の姿がどんなに眩しくみえることか。

 

かと言って破天荒で自分勝手なのかといったらそういう訳ではありません。
どちらかといえば用意周到で慎重に物事を進めて一つ一つをきちんと積み重ねていくタイプ。

言い換えれば、何かのためにとことん突き詰めてストイックになれる……
そういうところが好感が持てるなと思っています。

 

私は彼がアイドルだから好きなのではなく、
彼が彼たりえるから好きなのであり、"推し"なんです。


彼の仕事はアイドルですから、勿論ステージ上でのキラキラした姿も好きなんですけど、どちらかというとそのステージでのパフォーマンスのためにどれだけ努力を積み重ねてきたのか、成長を感じる瞬間が好きです。

 

常に最新の自分を更新し続けるのって、とてつもない努力が必要なんじゃないでしょうか。
なのにしれっとした顔で彼はそれをやってのけているんです、ずっと。

cosmic!!は皆ダンスも歌もレベルが高いので、気づきにくいかもしれないけど、きくちも十分すごいと思うんですよ。それにこれからもまだまだ成長していくと思います。
彼が努力することをやめない限り。

 

私の友人が言っていたのですが、
彼は自分を魅せるということがすごく上手い、自分がどう振る舞ったら魅力的に見えるのか分かっていると。
確かにそうだなと思いました。
ナルシストという訳ではないんですよ。むしろ自己肯定感が低くて自信が無いタイプです。
だから多分自己評価がどうとかではなくて、彼から観客を見た時にこういう行動をすればオタクが沸くからやっている、という感じなのかなと勝手に思っています。

自分も含めて俯瞰して物事を捉えるのがものすごく上手いんでしょうね。何かを客観的にみる能力はずば抜けているのではないでしょうか。

なので舞台のお仕事を是非やってもらいたいんですけどね…DD演劇部はまだですか、上の人(ノシ 'ω')ノシ バンバン

 

 


日々がんばる推しを見て、心が折れたりしないのかなって心配になる時があります。
私は推しに完璧さは求めていません。
だってアイドルである前に人間だもの。


矛盾したこと言いますけど、
がんばっている姿は大好きだけど、無理してまでがんばる必要は無いと思っているし、休める時はとにかく休んでほしい。

でもきっと、誰に何を言われようと彼は自分で納得がいくまで走り続けるでしょうね。

 

私は歌もダンスも専門的なことは全然分からないけど、でもずっときくちだけを見てきたから、努力が報われてきていることだけは分かります。
だからこそ、あなたのがんばりをちゃんと見てるよってしっかり言葉にして伝え続けていきたいと思っています。

あなたが走りきるその時まで。

ずっと応援しているよ。

 


お誕生日おめでとう!!!
きくちの新たな1年が楽しいことでいっぱいでありますように。

 


2022/10/11
きょう

 

 

サンシャインの感想(そのまんま)

ブログとも言えない、雑記です。

感想が140字では収まらなくて書き始めました。

優先席で近くから撮ってらっしゃる方の動画をみていてまじでさっき気づいたんですけど、

 

えっ?!??!!、!!いつから???!!

私が知らないだけなのか………

いつからきくちは曲中にカウント数えるのやめたの?!?!、!!

すごいね…すごいね推し……まだ成長する気なのか……

 

カウントとるの止めたら、表情管理ができるようになりますよね。

きくちの表現力って指先に出ることが多くて、わりと表情まで見てないことあったんですけど、これからは表情も追わないといけないということね?!?!

ハアーーーーあの美しい顔立ちで表情管理まで完璧にされたら私はもう天国へ旅立ってしまうかもしれない。誰か連れ戻して。お願いします。

 

同担さんも言っていたけど、ほんっっっとに堂々とパフォーマンスするようになって……

自信がついたんでしょうね、自分に。

特典会で褒めてもまだどこか自信無さげに微笑んでたきくちはもうどこにもいない。

 

最初キョウイゾンミライを聞いた時に切ない曲だなってなんとなく思ってたんですけど、推しの実際のパフォーマンスをみると、辛いこともあったけど大丈夫だよ、前向いていこう!って推しに言われてるような気がしてくるんです。

多分解釈は誰推しかによって違ってくるんでしょうけど……。

cosmic!!って個人個人でその曲に対して解釈がちがっていて、それをちゃんと表現できる所がとてもすごいと思っています。

歌とかダンスが上手いだけならこんなに心揺さぶられることはないんですよ。

彼らの心、魂というかそういう目に見えないものがパフォーマンスを通してすごく伝わってくるので、気づくとcosmic!!から目が離せなくなってるんですよね。

 

前のブログでも書きましたが、彼らの人間くささ。綺麗なだけじゃなくて泥臭いところまでひっくるめて私はcosmic!!が大好きです。

アーティスト集団、その名はcosmic!!

今回のブログは、筆者にとってある意味挑戦である。動画やTwitterなどコンテンツへの誘導は一切無しで、文字だけでどこまでcosmic!!について語れるかという、自分の語彙力への挑戦だ。


酔狂なことやってんなあという物見遊山の気持ちで最後まで読んでいただければ幸い。

 

 

 

cosmic!!は一応便宜上はアイドルということになっているが、筆者は少し違うのでは?と思っている。

アイドルの語源は遙か昔、ラテン語の「偶像崇拝」から来ていると考えられているそうだ。神や仏などといった、信仰の対象となるもの。

神や仏というものは、世俗とは無縁でなければならない。揺らいではならない。


ところがどっこい(死語かも)、cosmic!!は皆あまりに人間くさいのだ。

ちなみにこのブログにはけなし愛などは存在しない。大真面目に褒めている。そこだけは勘違いしないでいただきたい。

話を戻そう。


筆者としては、cosmic!!はアーティスト集団なのではないかと思っている。

似たものとしてエンターテイナーという言葉があるが、エンターテイナーは娯楽として人々を楽しませる、笑わせることを職業とする人という意味合いが強い。

一方「アーティスト」とは、芸術家、すなわち創造的な作品によって感受性や想像性を表現する人のことを指す。

日本においては、芸術家は音楽や絵画などの各分野の専門家を指すほか、絵画と彫刻など複数の技能を併せ持つ人のことを一言で「芸術家」と表している。


筆者はcosmic!!のライブを見ていると笑うというよりももっと複雑な気持ちを抱く。楽しさだけでなく、嬉しさや切なさ、狂おしさ、懐かしさ、哀しさなど…。


アート、いわゆる芸術には、大きく分けて3つの分類がある。

 


空間芸術:物を用い、空間に形を表現する芸術

 

時間芸術:ある一定の時間をかけて、物語性のあるものを鑑賞する芸術

 

総合芸術:空間芸術と時間芸術が協調・調和した形式

 

 

空間芸術は、二次元的なもの(絵画など)と三次元的なもの(建築など)がある。時間芸術は、文芸や音楽など。総合芸術は、映画や演劇などが挙げられる。

 

 


ちゃれんじらいぶの大手町三井ホールでは、ライブハウスではできない、レーザーや階段のセット、客席降り、スクリーン映像などcosmic!!としては初めてとなる演出が凝らされていた。
それらの演出と、cosmic!!のハイレベルな歌とダンスが組み合わさることにより、最早これはエンタメではなく、アートだと筆者は強く感じたのだ。

メンバーのキャスによれば、今回演出をして下さった方というのは普段はダンサーや振付師として活躍しており、演出をするのはcosmic!!のライブが初めてであったという。
試行錯誤しながら、cosmic!!のメンバーと共にあのステージを創り上げたのだ。
先で述べた芸術の分類と照らし合わせると、普段のcosmic!!のライブは時間芸術であると分かるが、大手町三井ホールでのライブは舞台演出が組み合わさることにより、総合芸術の域まで達していたのではないだろうか。

 


cosmic!!は元々、てぃ☆インにより集められた、踊ってみたが好きなとてつもない変人たちの集まりであった。普通に一般人として仕事もしていた。
めせもあ。のように友達であったわけでもない。
メンバーは各々突出した特技を持っており、それを活かせば別にアイドルでいる必要もない。
メンバーはほとんどが陰キャで人見知りである。
性格的にもアイドルに向いているとは思えない。 


何故彼らはアイドルでいてくれるのか。


彼らには目的がある。


彼らの目的とはなにか。
それは“楽しい方へ行くこと”である。

概念的な話になってしまい申し訳ない。

彼らにとって具体的なゴールはないとも言える。
このキャパシティのライブハウスやホールを埋めたいという集客の目安はあるものの、ここまで来たから終わりにするというものは無いように見える。(重ね重ねになり申し訳ないがあくまで筆者の考えであり、cosmic!!の考えではない)


とにかく自分たちも観客も、双方が楽しめればいいという思いで彼らはやっている。
性質的にはアーティストであるのだろうが、たまたま株式会社DDでアイドルとして仕事をしてくれている。
一度は解散の危機に陥ったものの、今はメンバー一丸となり目的に向かって突き進んでいる。


彼らは“楽しむ”ために努力し続けている。
且つ彼らは真に満足するということがない。
ライブが終わったあと、楽しかったとは言うものの、毎回必ず反省会をしている。
現状に満足することなく、もっと良くするためにどうすればいいのかと戦い続ける。
ライブがない時だってミーティングを重ねて数時間話し合うということもざらだ。
そのもがき続ける泥臭さが、彼らのステージをより高みへと導いてくれる。


今年の夏、開催間近のDDPではきっと彼らは大きな爪痕を残すにちがいない。

3年前とは別人のように成長しているからだ。

 

そんなプレッシャーすら楽しんでみせるアーティスト集団、その名はcosmic!!

君も一緒に彼らの勇姿を見届けないか?

 

さあ行こう、“楽しい方へ”!

 

 

幸せも悲しみもあなたの隣で、

 


とにかく今この気持ちを言葉にしなければと思った


ネタバレはあまりない、あまりに色々な感情に襲われて記憶がほとんどないからだ


自分語りが多くなる上、明るいとは言えない話題なので無理だと思ったらその場で閉じてもらって構わない


ただ、菊池時長がめちゃくちゃかっけえイイ男だということだけ頭の片隅に置いてもらえればそれでいい

 


私の仕事は看護師だ。
人の死はそれこそ数え切れきれないほどみてきた。
私はそれに良くも悪くも慣れきってしまっていた。


祖母の癌が再発した、そう報せを受けた時にもどこか他人事に受け止めた。

続いた言葉は『あと余命は1ヶ月です』

このご時世、すぐに面会はできなくて、積極的な治療は望まない祖母は看取りの病院に移ることになり、そこで久しぶりに顔を見た。

ああ、もうだめなんだなと思った
そういう顔貌をしていた

家に帰って独りになり、ようやく現実が痛いほど私をうちのめした

 

cosmic!!のチャレンジライブまであと1ヶ月。

 

推しか家族か
究極の選択をすることになったのだ

普通なら家族で即決するのだろうけれど
私の中で推しはもうとっくに生きがいになっていて、一瞬迷った自分がいた

そしてそんな自分がいることにひどく自己嫌悪した

でも決められない自分は紛れもなく現実でどうしようもなくて


深く深く沈みこんで、落ちるとこまで落ちて
私は色々と考えるのをやめた

家族が亡くなるも悲しいし、推しの努力の結晶のライブを観れないのも悲しい


どちらも同じ自分だから、どちらかの自分を殺すのは止めにした

 

結論は、祖母を優先する
でもギリギリまで諦めない
そう決めた


でも、もし行けないとしたら、行けない理由を推しに知っていてほしかった

言うまでもなくエゴである

でも推しは私がどんなに推しのことを大好きかよく知っている
夜勤明けだろうがなんだろうが時間さえとれればどこにでも飛んでいく
その推しより優先することがあると、どうしても理解してほしかった


菊池は、重くてごめんねと謝った私に


人生色々あるよなあと思う
でも俺は辞めないしまだ生きてるから

大丈夫、家族を優先してとそう言った

 

辞めない、と言われて一瞬でcosmic!!が活動休止になった1ヶ月間のことがフラッシュバックした

あの1ヶ月があって、そして『辞めない』とはっきり言った推しのたのもしさといったら……

 

なんて強くて優しくてイイ男なんだ……とさんまで送られてきた動画を見たあと半泣きで2部で出たら、瞼の上から指をつっこんで目を掻く推しがいた

盛大な出オチに涙は一瞬にして引っ込み大爆笑してしまったのだが、これぞ菊池時長という男である

ちなみに笑い転げる私を見て推しは「そんなに笑わないでよォ!!!」と言ったのだがあまりにも女児だった(頭を抱えるオタクの図)

 


結局どうなったかと言うと、私はライブへ行った。
そして祖母はまだ生きている。

ただ、痛みがひどくて薬で眠らせてもらおうということになった。
祖母への最後のメールは、人生で1番楽しんだ今日。はちゃめちゃにふざけ倒している私の写真と共に送った。

祖母はいつも貧乏くじを引きがちな私のことを心配していたから、安心して旅立てるようにと願いを込めながら……

 

私が直前までバタついていた理由はこんな感じだったからなのだが、奇跡的に行くことができて本当によかった

それで当日にアイドルドリームと推しの努力、色んな人のサポートがつまりにつまった宝箱みたいなライブを見たら、記憶もそれは飛ぶというものだろう(決して私の海馬がぽんこつだからという訳ではないと信じたい)


最後の曲、高台で号泣する推しを見て涙腺崩壊しかけたのだが必死に我慢した
涙で霞んで見えなくなる1秒でも推しの晴れ舞台を見逃したくなくて。

さあ何とかたえたぞ!と思ったら、招待した子が銀テを3本渡してくれて。最高のライブだったよと言ってくれて。

もう無理だった、そういう子たちと最高の時間を共有できたのがあまりに幸せすぎた。

私の最後の涙は嬉しさであふれた。

 

 

cosmic!!のステージはまだまだ終わらないが、私は今日1日のことを一生忘れないと思う。

全方面にありがとうの気持ちを込めて。


そして推し、いっぱいがんばったね。
今日はどうか余韻に浸ってゆっくり休んでほしい。お疲れさまでした。

いつも楽しい方へ連れて行ってくれてありがとう!あんた宇宙で1番かっこよくてイイ男だよ!!

 


皆それぞれ大変だけど、生き抜こうな!
がんばりすぎずにがんばろう!!


今回のお気持ちブログはこの辺で終わりにしたいと思います!
読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

追記

6/29 深夜に祖母が永眠しました

 

 

 

 

限界考察厨によるカラメテ妄想

 


www.youtube.com

 

 

ハイ、惨☆状



f:id:hukurow1107:20220508124709j:image

考察というか最早ただの妄想です

いい作品観たら考察したくなるじゃない……今はイルミィじゃないけど許してほしい…

 

NEXT コ〇ン's ヒント!

貴族  中世ヨーロッパ  カニバリズム  BL

メリバ   最後の晩餐 

 

このワードが地雷な人は今すぐブラウザバックを推奨します

 

そもそもなんでカニバなん?って話だと思うんですけど、まず公式からのこのアナウンス


f:id:hukurow1107:20220505070730j:image

『刺激的な表現』とな。うーーん今まで色々やってらっしゃるけど、更に刺激的ということ?

私の思考回路的には

刺激的…禁断…禁忌…


f:id:hukurow1107:20220505071157j:image

衣装が中世っぽい…構図がどっかでみたような…

TLにて最後の晩餐みたいだよねという呟き

それだ!!( ゚∀ ゚)

 

 


f:id:hukurow1107:20220505085308j:image

最初は市民の下克上とか貴族の没落とかそういう感じなのかなと思ったんです。でもMVをみていてどうしても腑に落ちない部分があって。

 

あおいさんが明らかに幻覚みてるよね?ってシーンありますよね。

 

それでもって、過去から現在まで人間って今まで色んなことやらかしてきてますけど、最もタブー(禁忌)とされてることってなんだと思います?

それはカニバリズムです。人が人の肉を食べるという習慣・行為のこと。

昔とある地域で実際にあった習慣です。(勿論今は禁止されています)

食人肉をするとどうなるかというと、ある病気になります。

プリオン病っていいます。分かりやすくいうと、異常変異したたんぱく質(DNA)によって脳がスカスカのスポンジ状になってしまう病気。

脳って色々な機能を司っているんですけど、特に脳の視床という部分。ここがぶっ壊れると、幻覚をみたり、感情が制御できなくなったりと視覚と認知機能にかなり甚大な影響がでます。

そして進行性の病気で対症療法しかできない。

 

あとは中世のごく一部の貴族の風習として、人の血を飲んだりしていたということもあります。永遠の若さを保つため、と言って若い女性ばかり集めて血を抜いていたとか。吸血鬼のモチーフになったともされています。その貴族の最期は大体発狂してたり病死してたりしています。あとはその風習を異常と見なした者に殺されたりとか。

 

それらを念頭にあおいさんの幻覚と思しきシーンを確認してみましょう。

シーン⑤
f:id:hukurow1107:20220505090201j:image


シーン⑨⑩ 
f:id:hukurow1107:20220506052116j:image

幻覚みてるし、しかもだいぶ重症化してますよねえ

で、敏い方はお気づきかと思いますが…

シーン⑨⑩にMVの最初のキスシーン来とるやないかい!って。

違うんですよ…ただの🍎🐵ハッピーエンドの話じゃないんです……

 

まず1つ目

カラメテは人類の禁忌であるカニバリズムをモチーフにした作品である。

 



これを踏まえながら次へいってみましょう。

真面目に考察していきますよう。

敬称略です、悪しからず。

 

『最後の晩餐』について

最後の晩餐はキリスト教新約聖書ヨハネによる福音書13章21節)に記述されているキリストの事跡のひとつ。

なぜ最後なのかというと、キリストがこの翌日逮捕され処刑されるから。

この場面はキリストと12人の弟子が共に晩餐をしている時に、キリストが「12人のなかのうちの1人が自分を裏切る」と預言し、それに驚いた弟子たちが描かれている。

つまり『最後の晩餐』はただの食事の風景ではなく、誰かの「裏切り」が告げられる場面を描いたとも言える。


f:id:hukurow1107:20220508105657j:image

登場人物で注目していただきたいのは4人いる。

聖ペテロ、ユダ、ヨハネ/マリア、キリストである。聖ペテロはキリストの最も古い弟子。ユダはキリストを裏切った者。ヨハネは実は女性であったとも言われていて、その場合は名前はマリア。キリストと恋仲であったと言われている。

MVでは蝋燭の場面が10パターンあるが、「裏切者」であるユダの位置にいるメンバーはふたりいる。③ではあおい、それ以外ではとみたけである。



f:id:hukurow1107:20220508105814j:image
f:id:hukurow1107:20220508105835j:image


しかし、考察を進めていくと最終的に裏切者はこのふたりのどちらでもないことに気づく。

 

 

登場人物について

・主:白服

・主の片腕/恋人:あおい

・参謀:気まぐれプリンス

・一般貴族:ノックソ、兄、とみたけ、野崎弁当

・騎士:フォーゲル、二番煎じ

 

なぜ王ではなく主なのかというと、蝋燭の場面と最後の晩餐という絵画が酷似しているのは上でもう述べたと思う。そこでのキリストは主であり、王ではない。

さらに、王なら身に着けているのは王冠のはずである。ここで白服が身に着けているのは片眼鏡(モノクル)。

つまり、MVはカニバリズムに染まったとある高貴な人物と彼を取り巻く周囲の人々の物語である。

 

 

片眼鏡(モノクル)について

モノクルには二つの役割がある。

一つ目は老眼鏡。カニバ説が有効だとしたら、カニバの副作用に視覚障害があるため、最もカニバをしていると考えられる白服は見た目が若くとも老眼鏡を使用していてもおかしくはない。

二つ目は貴族権威の象徴。どちらかというとこちらの方が有名。モノクルは見た目から分かると思うが作るのがかなり大変であり、希少価値が高かった。

限られた者だけが身に着けることができるのだが、それができたのは一部の貴族たちである。

白服にとっては単なる老眼鏡なのだが、とりまく周囲の人々にとってはそれが選ばれし者の象徴のように見えていた。


f:id:hukurow1107:20220508123856j:image

 

ジェラートについて

ジェラートの名前の由来は、イタリア語で「凍った」という意味からくる。

そしてジェラートに関する最も古い記述は、旧約聖書とされている。

旧約、新訳と違いはあるが…これ以上は宗教的な話が濃くなるので割愛する。

ある意味ジェラートとキリストが関わりがないわけではない、ということだけ覚えていてほしい。拡大解釈。

 

器について

蝋燭の場面を拡大してみると、ジェラートが器に盛られているメンバーと、皿に直置きになっているメンバーがいる。



f:id:hukurow1107:20220508114434j:image

器がある:白服、あおい、とみたけ、野崎弁当、ノックソ、兄

器がない:気まぐれプリンス、フォーゲル、二番煎じ

筆者はここでの器は、主になるために必要な身分であると考える。また、貴族はカニバできる体の資質も合わせ持つ。つまり、

貴族出身:白服、あおい、とみたけ、野崎弁当、ノックソ、兄

平民出身:気まぐれプリンス、フォーゲル、二番煎じ


f:id:hukurow1107:20220508123715j:image

 

気まぐれプリンスの立ち位置について

平民出身でありながら、騎士ではなくもっと特別な役割がある。

分かりやすく参謀と上で表現したが、とてつもなく頭がよくあらゆる分野に精通している人物であると考えられる。医学、薬学、政治etc.

 

 

さあ不穏な香りがしてきたところで、MVの蝋燭の場面を並び替えて考察を進めていこう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①かつての栄光(2:28-2:50)



f:id:hukurow1107:20220508122917j:image

f:id:hukurow1107:20220508114448j:image

離れた手を片っぽが掴めばまた握り返す気がして

僕の手は今も空っぽにしてる

けど無理だ 無理だ 君の掌は

ジェラートのようにすくっても落ちた

 

白服の全盛期の頃の思い出。

威厳たっぷりに闊歩する白服と、なにやら意味ありげに目配せするノックソと兄。

玉座についた白服のすぐ右に控えるのはあおい。あおいと対になる位置にいるがやや距離がある気まぐれプリンス。白服の腹心とも言えるふたり。

その後方に対になり控えているのは騎士のフォーゲルと二番煎じ。

白服が差し出した手にキスするあおい。手の甲へのキスは忠誠の証。

それを嫉妬で憎々しげに睨むとみたけ。とみたけが嫉妬しているのは白服であり、あおいではない。白服のかわりに自分が主となり、あおいを手に入れたいと思っている。

 

 

②主は他殺か、自殺か(2:02-2:27)


f:id:hukurow1107:20220508110136j:image

🦄冷蔵庫を直した

👑君はいなくともお腹はすく

🦄どんなにおいしくできても

👑もう止まらない


f:id:hukurow1107:20220508110147j:image

🐵最後の日「僕なんかでよかったの」なんて聞かないでよ

🍙君じゃなきゃ幸せも知らなかった

?、ねえ手を繋いでよ

?、起きたらどこに行こう

筆者の考えとしては他殺に見せかけた自殺。

キリストは自分が死ぬことを知っていて、最後の晩餐を開いている。

ここからは予想でしかないが、白服はカニバによる副作用に疲れ切っていて死にたいと思っていた。しかし自分が死んだ後のあおいが心配である。それを白服は参謀である気まぐれプリンスに相談する。

そこで気まぐれプリンスは今回の計画を案じる。

ノックソと兄が主に反発しいつか成り代わろうとしているのは把握していたため、自分も同じだとノックソと兄に話を持ちかけた。主の睡眠薬を作っているのは自分であるが、それと見た目がそっくりな毒薬を作るから、こっそり主のワインに入れてくれないかと。

役割としては以下となる。

睡眠薬と同じ色をした毒薬を注いだノックソ

作ったのは気まぐれプリンス

気づいたが、そのまま飲んだ白服

死んだかどうか手首の脈を確認したのは兄

 

ところが気まぐれプリンスの誤算がここで生じる。証拠である毒薬と主のモノクルを何も知らないとみたけが持ち去ってしまう。

このときとみたけは白服は眠っていると思っていて、薬は毒薬でも睡眠薬でもなく主になるための薬(カニバできるようになるための薬)だと信じている。

 

③裏切り(4:25-5:04)


f:id:hukurow1107:20220508112210j:image

主になるための薬だと思っているとみたけ。これで主に成り代わり、あおいを手に入れられると思っている。目的の物を思いがけず手に入れたとみたけは満足げな表情。

それを見つけたあおい。あおいはその薬はただの睡眠薬だと思っているため、この時のあおいにとってはとみたけはただの泥棒。主の物を盗むなんて…と軽蔑した表情でとみたけを見下す。この時靴音でとみたけに自分が気づいたことをアピールするが、睡眠薬ならまた作ってもらえばいいと思ったあおいはとみたけを追求することはしない。

しかし実際はとみたけが持っているのは毒薬で、それによって主の白服は死亡したので、ある意味それをわざと見逃したあおいは裏切者である。

ここで蝋燭の場面を見ると、ユダの位置にいるのはあおいで裏切り者を暗示している。


f:id:hukurow1107:20220508105814j:image

 

④主の葬儀(虚構)(1:37-2:00)


f:id:hukurow1107:20220508110401j:image
f:id:hukurow1107:20220508110420j:image

凍てつけ涙

愛した君のすべて

でも徐々に、徐々に君の指だけが

ジェラートのように溶けて解けた

 

この葬儀のシーンはあおいが思っている葬儀の場面で、皆白服の死を悲しんでいると信じている。白服のマントを持ち部屋を出ていくあおいを追いかけるのは気まぐれプリンス。

 

⑤主の葬儀(真実)(2:59-3:32)



f:id:hukurow1107:20220508120137j:image
f:id:hukurow1107:20220508120128j:image

🍱最初の言葉

🍙最初の夜中

🦄口どけ甘く

🐰濃厚な氷菓

🐊祈る氷点下

🎮それでもいつか

?雪解けを淡く

👑消えるなら

 

🍎触れた心は二人が同時に忘れなきゃ消え去りはしない

🍎君の唇に微熱をあてた

 

からめた手は二人が同時に解かなきゃ離れないから

僕は指先に微熱を込めた

 

ここでの葬儀はあおいの目に写る光景ではなく、真実のシーンとなる。

白服が死んでほくそ笑む貴族の三人。ノックソと兄と野崎弁当である。

ノックソと兄が裏切ったことに気づく騎士のフォーゲルと二番煎じ。

そして気づかれたことに気づくノックソと兄。

野崎弁当はどういう考えなのかここで明らかになる。

自分は手を下していないが、今の白服の政治に不満があったので死んでニヤニヤしている。

騎士たちにも背を向けているので隠そうともしていない。

 

そしてちがう部屋に入るあおいと気まぐれプリンス。

筆者の見間違えでなければ、あおいの背後から気まぐれプリンスが何か言っているように見える。

ここで言ったのが「主は殺されたのですよ」だったとしたら…

そして実はあおいは主になりたいのではなく、主からの寵愛がほしいだけだったとしたら…

歌詞と歌割りに注目してほしい

🍎触れた心は二人が同時に忘れなきゃ消え去りはしない

🍎君の唇に微熱をあてた

 

からめた手は二人が同時に解かなきゃ離れないから

僕は指先に微熱を込めた

 

あおいの考えとしては、ここで気まぐれプリンスが黒幕だと気づき自分は傀儡となるのだと察する。モノクルもマントもつけていない白服の幻影は、正式ではないが次の白服となる気まぐれプリンスに若かりし頃の主となったばかりの白服を重ねたという意味。

君の唇に微熱をあてた、とあるがそれはキスとは限らないでは?

僕は指先に微熱を込めた、とあるので、ここでの意味は

気まぐれプリンスの唇にあおいが指先をあてた、つまり、

秘密にしておくから共犯になろう、そのかわり自分を愛するように、という命令なのでは。

 

そして葬儀の間に戻ると、モノクルを取り出すとみたけ。

それを見た野崎弁当が白服を殺したのはとみたけであり、次の主はとみたけだと思い込む。

 

また、蝋燭の場面に注目してほしい


f:id:hukurow1107:20220508115706j:image

何かを手に持つようなとみたけ。

ここで手に入れたのはモノクルと野崎弁当の後ろだて。

 

⑥強襲(2:51-2:58)


f:id:hukurow1107:20220508114825j:image

伴奏のみ

騎士のフォーゲルと二番煎じを襲う貴族のノックソと兄

 

⑦疑惑(3:33-3:43)

f:id:hukurow1107:20220508120702j:image

凍てつけ涙

愛した君のすべて

でも徐々に

 

⑤でとみたけ側についた野崎弁当は、とみたけと共にあおいと気まぐれプリンスに奇襲をかける。だが気まぐれプリンスによって殺される。

 

⑧(0:46-1:36)


f:id:hukurow1107:20220508110903j:image

f:id:hukurow1107:20220508111233j:image


🍎冷蔵庫が壊れた

🐰大事に凍らせた思い出が

🍎次々に崩れた

🐰もう止まらない

 

🐊 急いで晩御飯にした

🎮残さず噛んで飲み込んだ

🐊次々に涙が

🎮もう止まらない

 

🍱ねえ知ってた?

🍱君が恋した人は必ず死ぬんだってさ

👑じゃあ僕はその最後の人だね

👑さあ買い物をしよう

👑今日は何を食べよう

 

からめた手は二人が同時に解かなきゃ離れないから

僕は指先に微熱を込めた

 

⑦でとみたけと野崎弁当に襲われたあおいは、ここから心のバランスが崩れ始める。

愛する白服の死、貴族たちの裏切り、気まぐれプリンスの裏切りを許すということは白服を裏切るということ…

 

🍱ねえ知ってた?

🍱君が恋した人は必ず死ぬんだってさ

👑じゃあ僕はその最後の人だね

👑さあ買い物をしよう

👑今日は何を食べよう

ここで会話しているのが、⑤のふたりだとしたら。(一瞬抱き合っているあおいと気まぐれプリンスのシーンになる)


f:id:hukurow1107:20220508110947j:image

あおいが恋した人は必ず死ぬんだって、言われたことがあるよ

じゃあ気まぐれプリンスがあおいの最後の恋人だね

さあそんなことは忘れて食事にしよう、何を食べようか?

 

ここでの歌詞が映像と合わさるとどんどんあおいさんが狂っていくのを助長する気まプリさんにしか見えないのですよ

愛する白服さんが死んだことはさっさと忘れて、食事にしよう

しかも次の恋人にしようとしている自分も死ぬかもね

っていう意味でしょう?そりゃあ心も壊れますよ

それでなおかつカニバ説が有効なら、その“食事”って更に副作用悪化するよね

幻覚とかどんどんみえておかしくなっちゃうよね

(以上、そういうのが大好きな筆者の抑えきれなかった心の声でした)

 

⑨相打ち(3:44-4:24)

f:id:hukurow1107:20220508123612j:image
f:id:hukurow1107:20220508112836j:image

徐々に 君の指だけが

ジェラートのように溶けて解けた

こぼれて消えた

 

🍱冷蔵庫を壊した

🍙大事な物はここにあるから

🐰次の季節はひとりでもう止まらない

 

 

 

ここでも冷蔵庫があおいの心だとしたら、気まぐれプリンスによってあおいが完全に狂ってしまったことが分かる。

蝋燭の場面を見てみよう。


f:id:hukurow1107:20220508120734j:image

ヨハネ=あおいは頭を抱えている。

そしてユダ=とみたけに体を向けなにか言っているように見える聖ペトロ=気まぐれプリンス。ここで気まぐれプリンスがとみたけに「モノクルをかけ、持っている薬を口に含んで、あおいをみれば、次の主はお前だよ」と言ったとしたら?

 

そして映像では兄と二番煎じが相打ち、フォーゲルとノックソが相打ち。

狂ったあおいはモノクルがトリガーとなり、モノクルをかけたとみたけに愛する白服の幻影をみる。

 

⑩(0:10-0:44) 


f:id:hukurow1107:20220508110721j:image

🍎🐵ジェラートのように 

🍎🐰溶けて解けた

 

狂ったあおいは白服に口づけるが、実際は毒薬を含んだとみたけであるので、ここであおいととみたけは死んでしまう。

 

 

 

 

残ったのは、気まぐれプリンスただひとり。

本当の裏切り者は、彼だった。

 

考察終了。

 

ここからは感想。

 

本当の裏切り者は気まプリさんだと書いたけれど、それはある側面から見た話であって、ちがう面から見れば真逆であるかもしれないですよね。

白服さんを筆頭に、ここで権威であった貴族たちは全員死ぬ。

平民出身で頭の良い参謀である気まプリさんが次の主になったとしたら?喜ぶ人々がいますよね。それは長い間貴族政治に苦しんできた平民たちです。

 

古い時代が終わり、新しい時代がやってくる…

 

私たちに当てはめてみましょうか。

コロナで苦しんできたが、もうそれに囚われない。忘れてはいけないけれど、これからは未来へ目を向けてみようよ

全て考察を終えた私には、そういうメッセージにもとれたのです。

 

考えすぎでしょうか。でも前向きになることは悪いことじゃないと思うんですよね。

 

 

あなたはどう考えますか?